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東レ パンパシフィックテニス@靭テニスセンター。2回戦「ベキッチvs土居美咲、バーテンズvsパブリチェンコワetc」

2019年、初めて大阪の靭テニスセンター開催となった東レ パンパシフィックテニス。日曜日の予選決勝に続いて、本戦2回戦を見に行ってきました。

チケットは、SS席(9-12列目)[6,000円]というコートサイドの最上部という一番安い席だが、早くにチケットを買ったからか(?)、中央に近い場所で思ったより見やすい席だった。チケット購入時に東西を選べたので、午後の東側は眩しいため、当然ながら西側を選択する。

2R:スティーブンスvsジョルジ

12時スタート。

最初の数ゲームを見ると、スティーブンスのコンディションの悪さとジョルジの入りの良さが目立つ。サーブはいい所に決まるし、ボールは深い。ジョルジが、中に入って攻め込むまでもなくジョルジのポイントが増えていく。ジョルジの状態が落ちなければ40分台で試合が終わりそうな展開である。

6-0で終わった第1セット。風が強くてやりずらそうなのもあるが、ジョルジのサービスの確率はかなり落ちてきてきている。
第2セットに入っても、スティーブンスはたまにスティーブンスらしい力の抜けたストロークもあるが、エラーが多くて復調の兆しは見えない。ジョルジの方も、30%台というファーストサーブの確率に第2セットだけで7本というダブルフォルトで流れが作れず、ストロークの質も落ちてきてエラー量産。試合としては別の意味で接戦という形になった。まれにみる凡戦だった。次の試合にNBが付いているので、間の時間に何しようか考えていたが、1時間は超える試合時間にはなったので、すぐに次の試合が始まった。

2R:プティンセバvsフリンク

フリンクは22歳のロシア人。6年前のスーパージュニアではトップシードで準優勝しているが、プロになってからは個人的には記憶にない。試合前の説明では、怪我に悩まされてシーズンを通して戦えるのはようやく最近の事で、今年のウインブルドンでGS本戦デビューを果たしたそうだ。年齢的には中堅選手の入り口だが、ここからという選手である。

試合開始当初は、互角に戦えていた両者だが、徐々にプティンセバが優勢に進め6-1,6-1という結果となった。フリンクは、サービスがあまり良くないので、ファーストが入ったとしても主導権を取れる展開が少なく、ファーストサーブのポイント確率が40%台という厳しい展開になった。ラリー戦は、スライスを含めた駆け引き、フリンクが攻めるもプティンセバが高い守備力で返すという攻防で点差以上に見応えのある試合になった。プティンセバの、あの低くて深いスライスに対処するのは大変だ。

ジュニアや下部の試合に比べると、インタビューやサイン攻めで退席に若干時間がかかるので、試合間の間隔も少し長い。コンビニにコーヒーを買いに行っても、まだ次のセットは始まったおらず、練習残り2分ぐらいの余裕はある。
今日はお客さんの大半は女性なので、女子トイレが大混雑している。この観客数でこの混雑ということは週末に満員なれば凄い混雑になりそうだ。

2R:ベキッチvs土居美咲

今年であったり、もしくはここ最近、あまり調子が良くない選手が集っているのが東レであるが、いいシーズンを送れている両者の対戦となった。(アンドレスクとベンチッチはこの大会出場取りやめ)。全米ベスト8で現在最高ランキングの21位のベキッチと、先週の広島準優勝の土居の一戦。ただ状態はいいが、土居は単複でここ最近かなりの試合数をこなしているので、フィジカル的には少し心配である。

両者攻撃的テニスで、どちらが主導権を取るかが焦点である。ベキッチのボールが甘くなれば、土居は中に入りベキッチを振り回す。ベキッチも単純な打ち合いでは土居を上回るパワー、甘くなった時のストレートや中央からの左右クロス。見応えのあるラリー戦です。

ベキッチの170km台のファーストサーブは強力で、これが入れば三本目攻撃も含めて有利にサービスをキープすることができる。土居のサーブもベキッチほどの速度はないがうまくコースをついて有利にサービスを進める。先にブレイクしたのは、ベキッチ。ベキッチのサービスを考えると土居がブレイクするのはかなり大変そうだが、徐々にベキッチのサービスは入らなくなってきてはいる。ベキッチのSFSで40-30のセットポイントでは、ベキッチペースのラリーで、土居のボールがロングに見えたのだが、ガクッと落ちてラインの中に吸い込まれる。このゲーム土居が奇跡的にブレイクバックして試合は振り出しに戻る。その後の4ゲームもいろいろありつつも、タイブレークへ突入。
タイブレークは、土居が2本先行するが、途中ベキッチが追いつく。追いついて嫌な流れになったが、土居が最後は押し切った。ベキッチのファーストが、最初のゲームから考えると嘘のように入らなくなっている。

第2セット、先に仕掛けたのはベキッチ。ギアを上げて高い集中力で、土居の最初のサービスをブレイクする。だが、次の自分のサービスをあっさり落としてしまう。相変わらず入らないファーストサーブ(2セットは33%)に、少し集中力の切れたプレイで主導権は完全に土居に移っていく。終始いいプレーを見せた土居がベキッチを下す。いい試合になりました。

次の試合はNB17時30分。外に出てみると行列が。コート1のダブルスは3試合目が終わって、次は日本人対決の一戦。土居の休憩があるので、試合開始まで少し時間があるにも関わらず、常にコート1に入れない人の待機行列ができている。自分は、最後のシングルスの時間まで近所のファーストフードの店で時間を潰して17時30分に靭に戻ってきた。

2R:バーテンスvsパブリチェンコワ

本日最後の試合。さすがに日も暮れて18時台になると寒くなってきた。

1回戦のヤストレムスカ戦も素晴らしかったが、今日のパブリチェンコワも出来は素晴らしかった。
バーテンスは左右にふられてもかなりしのいでたが、パブリチェンコワの前に出るタイミングがよくて第1セットは6-1で奪取する。
第2セットはブレイク合戦となるが、バーテンスが先サーブなので、先行するのはパブリチェンコワ。第1セットと違い、パブリチェンコワのセカンドサーブになればバーテンスはポイントを獲得できるので混戦の模様になってきた。バーテンスはここ落とすと厳しいと言う所で、競って落とすが、反対にパブリチェンコワも第1セットのイメージが強いのであっさりキープできそうで、結局は競ってブレイクバックされたりと一進一退の攻防が続く。まだ19時で、もうちょっと見たいので、このままタイブレークまで行って、第3セットまでいってほしかったが、タイブレーク前のSFMをパブリチェンコワがキープして試合は終了。パブリチェンコワは、たまに試合を見ると凄く強いのだが、現状はこのランクなんだよな。

第3セットまでいって競った試合というのはなかったが、4試合通して見れば見どころも沢山あって楽しい一日でした。合計で試合時間は6時間ぐらいなので、もう少し見たかったが、まぁそこまで暑くもなく、雨の心配もなく天候に恵まれたのが何よりといったところです。

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