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新しくできた松井山手 水春へ行ってきた。(生駒北部ハイキング)

生駒北部の下山後の温泉としては、スパバレイ枚方南なわけだが、そこから4km北の松井山手に水春ができたので今回始めて行ってきた。

河内磐船駅-かいがけの道-傍示-交野山-第二京阪-松井山手

交野の山の中にある傍示の集落は、生駒縦走路の途中として何度となく通ってきたが、西側からの道を使って傍示まで歩いて登ってきたのは今回が初めてになる。河内磐船駅から、ぶどうで有名な神宮寺や関西創価高校へ向かう道を1kmほど歩いたところを右に行くと寺という集落に入る。すぐに登山道に入るのかと思っていたが、途中にある住吉神社までは集落の中を歩いていく。そこからは登山道になる。かいがけの道。古くから使われてきた道だけあって、しっかりとした道が続いていくが、所々で木の倒木があり木を乗り越えたりくぐったりしながら歩いていく。

傍示の北にある、交野市野外活動センターが完全に更地になっている。殆ど使われておらずかなり汚い状態ではあったが、ここのバーベキュー跡地のテーブルで何度か昼食を食べた記憶がある。常に閉鎖されているが、今年の4月からこの区間で工事が始まるようで通行止めの案内が所々でされている。この種の通行止めは、実際は歩ける事も少なくないが、これだけ周知されているということは本当に迂回する必要があるのかもしれない。傍示峠から生駒方目に道を南下して、7号線を歩くとなると結構な距離なように思える。
交野山南側の階段部分も工事が入っていて迂回案内があるが、ここは今日は工事はしていたが普通に通れた。そんなに荒れていた記憶はないが、数名の作業員の方と多くの資材で工事が行われている。

津田サイエンスプラザで登山道と別れて道路を歩いていく。ここから松井山手までは4kmほど。乗換案内で調べると藤阪や津田まで行って、そこから電車で松井山手まで行っても、第二京阪の側道を歩いてもさして変わらないので歩いていくことにする。松井山手までは、40分ほど歩いた。さすがに遠いので、国見山の方に降りるならスパバレイだなという距離である。

水春。風呂とリクライナー。

入浴料金1000円に、オプションでリクライナー料金300円(土日500円)を加えた。なお岩盤浴は+800円(土日900円)。リクライナーは、館内着のほかにタオルが2枚付いているので、手ぶらでも問題なかった。
湯自体は、下山後の温泉地のかなりいい湯と比べてしまうともの足りないが、ベッドタウンの温泉という立地を考えればこんなもんだろうと思う。露天・内湯ともに、温泉の種類は豊富で飽きない。各種備付もついているし、中は広くて綺麗なので1,000円の入浴料金でも納得はできる。

館内着に着替えてリクライニングシート、マットやソファなど多様なタイプのくつろぎ方法があるリクライナールームに向かう。20棚以上の棚にマンガが並ぶ。ネットカフェに比べれれば数は少ないが、メジャーなものは一通り揃っている。最新刊も、補充はそれなりにきちんと行われている様子。雑誌は少なめ。風呂を出た後、数時間ここに滞在してマンガを読んで帰宅した。館内着があるので、下着だけ持ってくれば、汗たっぷりのフリースやズボンなどとは無縁だ。荷物は風呂のロッカーに預けたままなので、中での移動も楽である。ただ、ネットカフェと違って飲み物はないので、飲み物が欲しくなると、トイレの前にある自販機で買う必要はある。

食べるところは、和食のお店、イタリアンとあるが、価格帯はスーパー銭湯の中のお店として高め。到着したのが昼食の時間帯だったので、イタリアンのバイキングは満員だった。風呂上がりに一杯しながら、お手軽な値段の食事というような使い方はできないようだ。

下駄箱の鍵のバーコードで料金を管理しており、入浴料金の他に中で使ったお金(自販機など)を帰る際に自動精算機で精算する。クレジットカードも利用できる。出口を出るときは、下駄箱のバーコードをかざす必要があるので、精算機すり抜けにも対処している。採用しているのは水春だけではないが、中で財布を持ち運ぶのは面倒だし、大概の自販機はクレジットカードが使えないので、帰宅時精算は便利だ。