NOT

2019年見たスポーツ。特に印象に残った試合10選

今年はラグビーワールドカップの年でした。

1.大学選手権「明治大学vs天理大学」

1月12日 ラグビー大学選手権決勝@NHK(秩父宮ラグビー場)
明治大学 22-17 天理大学

満員の秩父宮。最高の舞台での試合になりました。緊張感のある互いの攻防。明治のラインアウトからデザインされた高橋汰地のトライ。一時は5-22まで開くも反撃の狼煙をあげる天理キャンプテン島根一磨の意地のトライ。二つの印象に残るトライです。最後ラストワンプレイまでどちらかが勝つかは分からない白熱した試合になりました。

2.アムステルゴールドレース

4月21日 アムステルゴールドレース@DAZN(リンブルフ州,オランダ)
勝利:マチュー・ファンデルプール

自転車ロードレース主要ワンデーレースの一つ。
今年前半戦、インパクトを残し続けてきたマチュー・ファンデルプールの圧巻の勝利劇。
ファンデルプールは、残り数十kmで結果的には無駄足を使うアタックで優勝候補筆頭から脱落。残り数km、ファンデルプールが入るメイン集団と先頭集団の差は厳しいもののとなった。だが前が牽制しているうちに、ファンデルプールは一人で集団を引いてそのまま先頭三人に追いついてスプリント勝利。衝撃的な勝利でした。

3.CL「リバプールvsバルセロナ」

5月8日 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ@DAZN(アンフィールド,リバプール)
リバプール4-0バルセロナ

カンプノウでは3-0でバルセロナ勝利。リバプールは、サラー・フィルミーノ・ケイタが欠場。
選手を後押しするアンフィールドの雰囲気。14年前のイスタンブールを思い出すような大逆転劇となった。

4.全仏オープン「チチパスvsワウリンカ」

6月2日 全仏オープン男子4回戦@WOWOW(ローランギャロス,パリ)
ワウリンカ 7-6 5-7 6-4 3-6 8-6 チチパス(5時間9分)

4回戦最注目の試合は、大激戦となった。第2セット終盤のラリー戦は今年一番の熱いラリーの連続だったと思う。第5セット終わりの見えない戦いの中で、チチパスのウォッチしたボールはラインの中へ。5時間を超える一戦は意外な形で終わりを迎えた。

5.ウインブルドン「ジョコビッチvsフェデラー」

7月14日 ウインブルドン男子決勝@WOWOW(ウインブルドン,ロンドン)
ジョコビッチ 7-6 1-6 7-6 4-6 13-12 フェデラー(4時間57分)

フェデラーとジョコビッチが戦うウインブルドン決勝。第1セットから白熱した内容。第3セットで流れを引き戻したジョコビッチ。第5セット、チャンピオンへ向けたサービスゲームを持ちながらも決めきれなかったフェデラー。最後は、ウインブルドン初となる12-12のタイブレークで勝負がつきました。10年に1度レベルの試合になりました。

6.全米オープン「ナダルvsメドベージェフ

9月9日 全米オープン男子決勝@WOWOW(USTA,ニューヨーク)
ナダル 7-5 6-3 5-7 4-6 6-4 メドベージェフ(4時間44分)

今年最後のグランドスラム決勝。第3セット後半から予想外にメドベージェフが盛り返して、勝負はファイナルセット突入。静かだった会場のボルテージは最高潮で、テニスとは思えない盛り上がりである。1セット単位で今年一番印象に残ったのはこの試合の5セット目です。

7.ラグビーワールドカップ「日本代表vsスコットランド代表」

10月13日 ラグビーワールドカッププールA@日本テレビ(日産スタジアム)
日本代表 28-21 スコットランド代表

熱い試合になりました。ラグビーでは珍しい、ボーナスポイントの関係で単純な試合の勝ち負けと別に得点差を意識するゲームになりました。後半の後半のスコットランドのアタックは、テストマッチではあまり見ない、形とかない死にものぐるいのアタックとそれを止める日本代表。一進一退の攻防に興奮しました。

8.高校ラグビー予選「御所実業高校vs天理高校」

11月17日 高校ラグビー奈良県予選決勝@JSPORTS(橿原公苑陸上競技場)
御所実業高校 22-10 天理高校

年に1度の高校ラグビー大一番。今年は選抜準決勝でも対戦した両者で特に注目される。
結果は2回オフェンスが必要差まで開いたが、後半途中ぐらいまでの攻防は息詰まるもので、今年も奈良県決勝は面白い。

9.大学選手権「流通経済大学vs帝京大学」

12月15日 大学選手権3回戦@JSPORTS(熊谷ラグビー場)
流通経済大学 43-39 帝京大学

流経は帝京に勝つために、勝つためのプランを考えてそれを実践してベストプレーをして勝利した一戦。最後の数分のボールキープは、帝京がターンオーバーできそうだが、流経がギリギリで耐え忍んでいる攻防になった。

10.ウインターカップ「桜花学園高校vs岐阜女子高校」

12月27日 ウインターカップ女子決勝@JSPORTS(武蔵野の森)
桜花学園高校 72-68 岐阜女子高校

女子高校バスケ頂上決戦。
出だしの悪さをすぐに修正した桜花の強さ。第二セット引き離されそう所での岐阜女の林の3ポイントシュート。第4セット桜花に離された岐阜女の見事なオールコートでのプレス。互いにいい所を出し合った決勝になりました。