matik weblog

ITF W25大阪(富士薬品セイムスカップ) 1回戦。「尾﨑里紗vs山口芽生、ワンシユ、ダニアシンガーetc」

桜満開の靭テニスセンター

桜満開の靭テニスセンター。昨年に引き続き開催されることになった、ITF W25 osaka(富士薬品セイムスカップin大阪)を見に来ました。今年から下部ツアーの仕組みが大きく変わっていますが、観戦者側から見て一番変わったのは予選が月曜日開催というところでしょうか。昨年の同大会は、土曜日から予選が始まっていました。

今年は25Kのレベルが上がっているとのことですが、去年はなかった香港25Kが大阪と同じ週にあるので、この大会に関してはアジア圏+αの選手が日本と香港で分散した形です。香港には、小堀を筆頭に沢山の日本人選手が出場しています。

1R.ワンシユ(中国) vs 波形純理(伊予銀行)

サーブを打つワンシユ

構える波形純理

構えるワンシユ

サーブを打つ波形純理

ワンシユ[1] 6-3 6-3 波形

今回の第1シードは、中国18歳のワン・シユ。

01年生まれなので、まだジュニア世代だが常に200位を切っているワンシユ。(もっとも01年世代ならアニシモバ、ダニロビッチなどGSやツアーで結果を出している同年台もいるので、特筆するほどの順位でもない)。ワンシユは、スーパージュニアでも何度か来日しています。一昨年のスーパージュニアチャンピオンである同世代ワン・シンユーと名前が似ているので、若干ややこしいです。

ワンシユのサーブからゲームは始まるが、いきなり10ポイント近くワンシユが先取する。ワンシユのファーストサーブの確率の高さと、ショットの正確さ。反対に波形のファーストサーブの確率の低さと簡単なミスからくるものなので、このまま6-0になるような実力差ではない。
第4ゲームの波形サーブから、ワンシユのアンフォーストエラーが目立つ。波形の深いショットが見られるようになって、これまでのようなチャンスボールがかなり減っている。本格的な試合は始まる。次のサーブで波形はブレイクバックをはたす。いい流れだったものの、次の波形のサービスで熱戦の末ワンシユがブレイクして再びリードを奪う。その後、互いに楽にサービスをキープできる展開ではないが、ブレイクすることはなく第1ゲームはワンシユが制する。

ワンシユはサウスポー。中央から左右に打ち分けるショットが鋭い。サービスエースを続々と取れるほどのサーブではないが、上背もあるので質は高い。この試合では、セカンドの跳ねるサービスが効果的だったと思う。フットワークはそこまでよくない。

1R.尾﨑里紗(江崎グリコ) vs 山口芽生(橋本総業)

構える山口芽生

サーブを打つ尾崎里沙

ショットを打った後の尾崎里沙

ジャンピングショットを打つ山口芽生

尾崎[6] 6-4 4-6 6-2 山口

実績もそうだし、今日の試合を見る限り実力も尾崎の方が一つ上だが、山口の高いモチベーションとガッツで2時間を超える熱戦となった。
自分の見ていた時間は、尾崎の多彩なボールと鋭いショットに対してどうにか山口が持ちこたえて試合を進める時間が長かった。気温も高くて、走らされていたので、最後はかなり消耗していたが、自分をこぶして諦めることなく最後まで喰らいついていた。

1R.ハン・ナレ(韓国) vs 今西美晴(島津製作所)

サーブを打つ今西美晴

ハンナレ[2] 6-3 6-4 今西

今回の第2シードのハンナレ。サウスポー。相手がパワーヒッターならリターンエースの餌食になりそうなサーブの威力の低さが目立つが、フットワークが非常によく、なかなか決め手を与えてくれない。今西が左右に振って有利にラリー展開を進めても、なかなか最後のウイナーの一発が決まらない。第2セットブレイクバックできそうな気配があったが、足りなかった。

1R.日比万葉(グラムスリー) vs 光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)

ネットでプレーする日々万葉

ショットを打つ光崎楓奈

サーブを打つ光崎楓奈

サーブを打つ日々万葉

日々[5] 6-0 6-3 光崎

第1セット最終盤から持ち直したが、国内ジュニアでのトップクラス選手と世界200〜250位では実力差は相当にある。日比のバックハンドのスライスにはそれなりに対処していたとはいえ、序盤はほぼポイントを取るパターンが光崎にはなかった。日比は有利な展開にしてネットに詰める展開と、左右前後に揺さぶる自在な攻撃が光った。
光崎のフォワの打ち方は独特なのだが(プロでいうならティアフォーみたいな感じ?)、前に見た時よりかなり滑らかな感じに変わっている。

1R.ダリア・シンガー(ウクライナ) vs 光崎澪(h2エリートテニスアカデミー)

低いボールを打つ光崎澪

相手の動作を待つダリア・シンガー

バックハンドを打つダリア・シンガー

軽くラケットに当てる光崎澪

シンガー 6-0 6-2 光崎

姉妹(多分)で連続してセンターコートに登場。二人共WC。光崎澪は、去年の14歳以下全日本チャンピオンなので、04年生まれと若い。ダリア・シンガーも02年生まれなので、シニアの大会だが、世代的にはまだまだジュニア同士である。

先週、25K初挑戦で優勝したウクライナの17歳ダリア・シンガー

ウクライナの若手といえば、日本ツアー前半戦には注目の15歳であるロパテスカが来日していたが、後半戦にはITFポイントを貯めてシンガーが来日している。

ITFのシステム変更で、15Kで1ポイントもWTAポイントが取れなくなったので、15Kと25Kには大きな隔たりがあるように個人的には感じる。初めての25K大会である先週の柏でいきなり優勝したダリア・シンガー。(柏の去年の優勝はあのアンドリースクなんだよなと思ったりする)
シンガーは、昨年10月にも靭に来ていて、その時は準決勝で準優勝のウンチェンに負けてベスト4。

両者はジュニアランキングでいえば、トップクラスと700位ぐらい(大会数が少ないとかではない)なので実力差は相当にあって、光崎のアンフォーストエラーが凄い勢いで増えていく。ダリア・シンガーは、サーブもフォワもすっと打つ感じで、体全体でボールに力が入ってんだがよく分からないが今日は圧倒していた。ストレスをためる展開でもないが、17歳とは思えないほど落ち着いている。

1R.マリノ・レベッカ(カナダ) vs 小関みちか(フリー)

レベッカ 6-3 6-0 小関

サーブを打つマリノ・レベッカ

プレー中の小関みちか

マリノ・レベッカは、昨年のこの大会のファイナリスト。試合最終盤を見た感じだと、完全に小関はレベッカのストロークの威力に押し込まれていた。

靭テニスセンターセンターコートの審判台

センターコートも含めて全てのコートの審判台の下に台がある。前回来た時(昨年の全日本)はなかった記憶なのだが、何だろうかこれ。

スポンサードリンク

----- share -----