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ClickUP(クリックアップ)のガントチャートを使い始めた

個人的なタスク管理として、今は新興のプロジェクト管理ツールである「ClickUp(クリックアップ)」を使っています。典型的なフリープレミアムモデルですが、後発ということもありフリーでも殆どの機能が利用可能でしたが、昨年末にローンチされたガントチャートに関して他のライバルサービス同様に有料プランのみの機能となっています。
個人的なタスク管理で使っているだけですが、特にフリーというくくりにこだわりはなくて、少額であれば課金してもいいと考えています。clickupは年払いにすれば5ドルで、月払いなら9ドルと差額が大きいですが、ガントチャートの必要性の有無がはっきりしないのでとりあえずは月払いで加入しています。clickupの場合は、ガントチャートを使わないと決めれば、有料プランに入る価値はほぼなくなります。

clickupのガントチャート機能は、Gantt Chart View in ClickUpを見るのが早いです。

開始日、期日やタスクの依存関係を設定するのがUL設計的に少々面倒だったため、あまり使っていなかったのですがガントチャートを使い始めてからは多くのタスクで使うようになりました。
依存関係に関しては、これまではタスクの詳細画面から他のタスクを選んで設定するという面倒な作業が必要でしたが、ガントチャート画面だとタスクとタスクを戦で繋げれば一瞬で設定することが可能となります。依存関係を設定しておけば、先のタスクの期日が延期になれば後のタスクを自動的に再スケジュールしてくれるので大変重宝しています。タスク単位では、依存関係はありませんが、一日に出来ることには限りがあるという意味で依存関係を設定しているものもあります。今日やる予定のAというタスクが明日になれば、Bというタスクは時間的に明日できませんのですぐに明後日になるのは便利です。もちろんこれをやり続ければ、単なる先送りになってしまうのでそこは注意は必要です。
後送りの再スケジュールは、ガントチャートでなくても可能ですが、視覚的にすぐ見れるという意味ではガントチャートは有用です。(TIMEボードだとリロードしないと見れない)。また先ほどのタスクの話で言えば、Bというタスクは明日できるという場合に、ガントチャートの中でBのタスクを明後日から明日にすれば、後ろのタスクも自動的に1日前に戻ります。(予備日を使う時も同様の作業)自分が把握する感じだと、これはTIME画面の期日変更ではできないように思えます。

clickupは、最初の読み込みに若干時間がかかりますが、これはガントチャートにおいても変わりません。一度読み込んでしまえば、ガントチャートの作業は滑らかなので困らないのですが、頻繁に開く人は気になるかもしれません。ワークやプロジェクト単位でガントチャートを開くことになりまので通常は少数ですが、大量に開くと重くなります。また、10以上の依存関係を持ったタスクを移動させて再スケジュールが発生する場合、自分の環境だとたまにフリーズします。機能追加に熱心なclickupですが、読み込みに関しては改善の余地はあります。
各デバイスに関しては、デスクトップアプリ(Linux)は対応していますが、モバイルアプリ(Android)の方はタブレットも含めて非対応です。

clickupの機能としてのガントチャートの良さは実感しつつも、そもそも自分のタスク管理にガントチャートは必要かというのは考えているところです。