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女子ゴルフツアーに行ってきた。パナソニックオープンレディース@田辺

 

ゴルフはやったことはないですし、中継を見ることも殆どないわけですが、無料だし京田辺は自転車で行ける距離ですので行ってきました。つまらなかったら木津川でも走って帰ろうかという軽い気分でしたが、時間が過ぎるのは早く、時間の許す限り見ていました。

見たのはパナソニックオープンレディースという、JLPGAツアーの一つ下のステップ・アップ・ツアーに位置する大会です。去年までは千葉県の野田で開催していたようですが、今年は京田辺の田辺カントリー倶楽部です。下部ツアーになるわけですが、賞金総額2000万円、優勝賞金360万円という額。国内の女子スポーツの規模では、ゴルフが抜きに出ています。

京田辺に到着。普段、殆ど降りる客のいない大住駅から結構な人数の人が出てきます。テニスの下部ツアーみたいに閑散としているならやめておこうかなと思っていましたが、その心配は必要ないようです。自転車を駅の駐輪所に停めて、田辺カントリー倶楽部までは徒歩10分ほど。カントリー倶楽部の敷地入り口からクラブハウスまでは結構な坂なのですが、大型タクシーがピストン輸送してくれるという嬉しいホスピタリティがあります。大型タクシーを乗るところに、自転車と二輪置き場があったので、ここまで自転車で来ればよかったと若干後悔。なお一般用の駐車場はありません。

どうも見るところ、ゴルフの観戦方法としては、特定の選手と一緒に回っていく。特定の場所で待機して続々と来る選手を待つ二つのパターン。前者は、自分の応援する選手が活躍すると嬉しい。ただし、歩く距離が多い。後者は、誰というよりスポーツそのものを楽しむ感じ。待っている時間がながいので、携帯椅子が欲しい。
選手は誰も知りませんし、待っているのはあんま好きじゃないので、ショットが終わる毎にあちこち動いていました。ゴルフコースは縦に繋がっているわけではなくて、2と8と6は隣だったりするので、こっちのグループを見てあっちのグループを見てとちょっとずつ色々な選手のショットを見て回りました。

ゴルフ観戦は疲れます。一番長いホールだと、500m近くあるので結構な距離を歩くことになります。高低差もありますし、斜面を横切るところなど若干歩きづらいところも時たまに現れます。この季節はまだいいですが、もう少し暑いと長時間屋外にいるのはかなり辛そうです。他のスポーツ観戦に比べると、体力がないとゴルフ観戦は楽しめないようです。

生で見ると、ショットとショットの間の時間というのが長いなと感じます。プロの選手とは言え、長い間、高い集中力を維持するのは普通無理だと思うので、また集中して、また集中してと繰り返すのは大変ですが、それをしないと上にはいけないのでしょう。こうゆう間のあるスポーツを見ることはないので、新鮮でした。音の殆どしない張り詰めた会場の雰囲気というのはサッカーとかに比べると真逆ですね。

初めての観戦で全てが新鮮というのもありますが、思っていた以上に楽しかったです。