ATPチャレンジャー京都(島津全日本室内)準々決勝
- -目次-
- 1. 女子QF:加治遥(島津製作所)ー荒川晴菜(フリー)
- 2. 男子QF:トンプソンー内田海智
- 3. 男子QF:添田豪ーエリス
ATPチャレンジャー京都を見に、今年も島津アリーナへと行ってきました。先週、スタジアムで寒い思いをしたのでインドア観戦は快適です。
今年は金曜日、本戦6日目に見に来ました。シングルスは準々決勝、ダブルスは準決勝、試合数はずいぶん少なくなってきましたので、10時開始です。
女子QF:加治遥(島津製作所)ー荒川晴菜(フリー)
加治遥[1] 6-3 6-1 荒川晴菜[5]
1S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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加治遥 | B | K | B | B | B | K | |||
荒川晴菜 | B | B | B |
2S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
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加治遥 | B | K | K | B | K | B | |
荒川晴菜 | K |
1試合目は三面とも女子の試合。その中から、加治と荒川の試合を見ることにした。3試合の中で一番接戦かなと思ったが、結果的には3試合ともそう変らなかった。
最初のサーブゲームは互いにブレイクでスタート。荒川のショット次第というのが最初の2ゲームだったが、徐々に主導権は第1シードである加治へと移っていく。ただ、互いにサーブでのポイント確保に苦しむ展開。セカンドを叩かれてリターンエースやリターンが主導権を得るパターンは、第1セットの終わりから第2セットの最初ぐらいで、後はラリーが続く展開。加治はもう少し簡単にサーブでポイントが取れてもいいように思えたが、相手に引きづられる形でサーブキープに手こずった。
第2セットは加治が圧倒。結局、荒川は1ゲームしかサーブをキープできない厳しい内容となってしまった。
男子QF:トンプソンー内田海智
トンプソン[2] 7-6 6-0 内田海智
1S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トンプソン | K | K | K | K | B | K | T | ||||||
内田 | K | K | B | K | K | K |
2S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
トンプソン | B | K | B | K | B | K |
内田 | (M) |
面白い一戦でした。
内田の最初のサーブゲーム。強力なサービスと、サービスで主導権を取ってのフォワが強烈である。バックはそれなりであるが、繋ぎは悪くない。トンプソンサーブの第4ゲーム、甘く入った球のフォワのウイナーが炸裂して1ブレイクアップ。その後は、トンプソンがサーブキープに苦しむゲームもあったが互いにキープで進む。第10ゲーム内田のSFS。30-30。試合を分けるポイントは、見応えたっぷりの長いラリーになるが、ポイントはトンプソン。トンプソンはブレイクポイントをものにして4-4と同点になる。これで流れは変わります。タイブレークは早い段階でトンプソンがミニブレーク。内田も必死についていったが、後一歩足りずに1セットを落とした。
第2セットはトンプソンが圧倒。ファーストが入ればまだ勝負になるのだが、セカンドでのポイント獲得率が19%。トンプソンのセカンドは5/5。第1セットと違いすなわちラリーではほぼ圧倒されている。
男子QF:添田豪ーエリス
エリス 6-3 5-7 7-5 添田豪[3]
1S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
添田 | K | K | K | ||||||
エリス | K | K | K | B | K | K |
2S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
添田 | K | K | K | K | K | K | B | |||||
エリス | K | K | K | K | K |
3S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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添田 | K | K | K | K | K | |||||||
エリス | K | K | K | K | K | B | K |
ネット中継で少し見た伊藤戦で粘り強いなと思ったが、エリスは今日も粘り強い。コートカバーリングがという点ではなくて、大事なポイントでのプレーがいい。少なくともエリスは674位の選手には思えない。デミノーや、ポピリンなどと同じ99年生まれのオーストラリア人。674位なので、ITFやチャレンジャーでここまで目立った成績はないが、京都では予選から上がって、本戦で高橋・伊藤・添田と150位から250位に位置する日本人選手三人を下してきた。
男子シングルスはまだもう1試合あるが、見ると帰る時間が微妙なので、3試合にて帰宅。今年は特に楽しめました。