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2017雲りマークを探して靭へ。世界スーパージュニア。シングルス二回戦。

雨マークが続く、2017年の10月三周目です。
今年は見に行くのは無理かなという感じでしたが、どうも今日の雨は夕方以降なので靭に行ってきました。
月曜日と火曜日で本戦一回戦を消化するのが例年ですが、今年は予選決勝が月曜日に遅延。昨日火曜日にインドアの三木(ブルボン)と靭の二会場でシングルスの本戦一回戦を終えたので、今日のシングルスは予定通り二回戦です。
ただダブルスは殆ど進んでいないので、今日は一回戦の残りと二回戦のダブルヘッダーの予定になっています。試合数が多いので、最初の女子シングルスは10時開始予定が30分繰り上がりで9時30分開始になっています。

歴代優勝者の優勝カップをあげる写真が並んでいます。

優勝者の名前が並びます。昨年はケマノビッチを下して綿貫が日本人男子四人目の優勝を果たしました。
綿貫とケマノビッチは、今週のATPチャレンジャー寧波の一回戦で当たっていて、綿貫が勝利しています。昨年スーパージュニアに来ていた男子選手の中では、スペインのニコラス・クンの活躍が目立ちます。17歳でチャレンジャーズ一勝です。

女子はポタポバが二連覇を目指した本玉真唯を下して優勝。ポタポバは予選を勝ち抜いて今年のウインブルドン本戦に出場していました。

オスイグウェ(アメリカ) vs リイサー(スイス)

オスイグウェ[1] 6-2,6-3 リイサー

現在ジュニア世界ランク1位で、今年の全仏ジュニアチャンピオンのオスイグウェ。今大会の最注目の選手です。
15歳。日本だとまだ中3という若い選手です。

クレーでの活躍が目立つだけあって、脚力があります。リイサーは際どいボールを打っていかないと得点になりません。
リイサーは際どい所を狙って打つとエラーになるし、長いラリーになるとオスイグウェには勝てないしと悪循環に嵌っています。オスイグウェは自分から得点を取れるパターンはそう多くはありませんが、フットワークやラリーの引き出しの多さはさすがに全仏チャンピオンということはあります。

ラヒモワ(ロシア) vs 永田杏里(南山女子高)

ラヒモア[5] 5-7,6-4,6-3 永田杏里

オスイグウェ戦は第1セットで切り上げて、次の試合へ移動します。今日は16コート同時進行なのでどの試合を見るか悩みます。まだ男子シングルは始まっていないので、接戦スコアのところを探して、永田と第5シードのラヒモアの試合を見ることにしました。

終わったのは13時前。3時間近い大熱戦です。

永田ワンセットアップの第2セットでのジュース合戦。サーブは永田のほうがいいので、ラヒモアの方がキープするのに手こずる事が多いのでチャンスは永田の方が多い。ラヒモアはあっさり二度ブレイクしたのだが、ラヒモアは脅威の粘りで永田のブレイクチャンスの紙一重で止め続けた。永田もツーブレイクダウンから一つ返して必死に追いつこうとしたが届かず。
勝負の第3セット。永田ワンブレークアップでラヒモワのメディカルタイムアウト。ここで流れが変わりました。ブレイクバックされた後永田もメディカルタイムアウト。最後はラヒモアがブレークして勝利。熱戦でした。

ヒントバ(チェコ) vs 佃紫帆(長尾谷高)

ヒントバ[12] 6-4,7-5 佃紫帆

ラヒモアと永田戦から視線の隣コートは、第12シードのチェコのヒントバと、地元大阪の佃の一戦。ヒントバ1セットアップ。第2セットの3-2。佃ワンブレイクでの佃サーブという大事な場面。隣で見ていたのでアドバンテージがどう動いていたのか把握できていないが、なかなか見ないワンゲームの長さ。どっちに転んでもおかしくないラリーが何度となく続く。ヒントバはラリーを終えるとたまらずコート脇に座りこむシーンも。ここでヒントバがブレイクバックして、2-0でヒントバが制した。横から見ただけですが、こちらもいい試合でした。

スウィーニー(オーストラリア) vs 清水一輝(グリーンテニスプラザ)

スウィーニー 2-6,6-3,6-4 清水一輝

隣のコートは、ヒントバ佃に続いて、スウィーニー清水の一戦が始まった。永田ラヒモア戦は二度のメディカルタイムアウトもあったので、こちらのゲームも度々見ることができた。スウィーニーのコートカバー能力が凄まじい。
スウィーニーの返しは凄かったが、第1セットは清水が優勢にゲームを進めていた。ラヒモア永田戦終了ともに退散したので最後までは見ていないが、スウィーニーが勝ったようだ。

デマ(ウクライナ) vs 坂詰姫野(山梨学院高)

デマ[13] 2-6,6-4,7-6(4) 坂詰姫野

永田ラヒモワを見終えて、周りのコートを見ると、男子シングルも終わって女子のダブルスが始まっているコートもあるが、坂詰の試合はまだ続いている。第3セットタイブレーク。お昼休みの時間というのもあり人が集まってきています。
タイブレークしか見ていませんが、デマはムーンボールばっか打っています。タイブレークはデマが制して試合終了。坂詰は惜しかったです。

スカトブ(ロシア) vs GRUNDTVIG(デンマーク)

スカトブ[2] 7-5,6-2 GRUNDTVIG

13時を超えてお腹が空いてきましたが、一番端で行われている第2シードのスカトブのコートに行ってみると、さすがに昼飯に行く時間はなさそうなスコアなのでそのまま観戦。
見始めた感想としては、動きは鈍いし凡ミスが多いしこれが第2シード?という感じ。この時間だけ見ていた後ろの人はそのイメージだと思う。ただ、その後はミスも減り左右への打ち分けが非常に上手い。対処するのは大変である。

もうすぐ14時30分なので美味しい鶏そばを食べに肥後橋へと。肥後橋まで来たので、ダブルスを見に靭に戻ることなくそのまま帰宅。土日どちらか行けるかな。