最終更新日:2019年05月29日

2019年版。富士山レンタル登山サービスの比較。

2012年ごろから書いてきた富士山レンタル登山の比較の最新版(2019年)になります。

登山用具-レンタル物について-

登山に必要なものは、登山入門サイトを読んでもらった方がわかりやすいと思うので、ここでは主にレンタルするものについて記載します。雨具、登山靴、ザック、ストック、スパッツ、ヘッドライトの6点が現在標準となっている登山レンタルの品になります。そこに防寒具が加わりますが、タウン用として所持しているものを代用できるので、全てのレンタル会社でオプションでの提供になっています。

雨具

登山ウェアといえば雨具というぐらい重要なものになります。
日本の山は、登山中に雨に遭遇する機会は多いので、雨への対策は絶対になります。雨が降っている状態でも歩き続けることが、登山では普通なことです。登山用の雨具は、雨具の中に水を侵入させないように細かい部分まで考えて作られています。それに加えて、透湿性も兼ね備えています。登山は激しい運動ですので、アウターに通気性がないと中が蒸れてきて、蒸れたことによって下着が塗れてしまいます。雨の中、下着が濡れた状態で歩くとかなり寒い思いをしますし、最悪の場合には低体温症で死に至る危険もあります。分かりやすい例を出すと、薄いビニール手袋をはめると通常は中に液体は侵入してきませんが、手の中は蒸れてきます。透湿性の素材を使うと、中は比較的に蒸れが少ないのに液体は侵入しないという一見矛盾にしたことが化学技術の進歩で可能になっています。
透湿素材というのは様々なものが世に出ていますが、代表的ものはゴアテックスという素材です。ゴアテックスは多くの登山ウェアのメーカーの雨具に採用されています。ゴアテックス以外にも、各ウェアメーカーが色々な素材を使った雨具を売り出しています。
元の製品が高いのでゴアテックスは他の素材を利用した雨具よりレンタル代も高くなっています。個人の意見としては、富士山登山のレンタルであればゴアテックスでなくて、他の素材を使った雨具でいいと思います。

登山靴

靴が足のくるぶしまである靴が一般的な登山靴です。足首が固定されますので、平地は少し歩きづらいですが、不整地では登山靴は安心して歩けます。くるぶしまでない靴に比べて捻挫はしずらいと思います。登山靴は、防水対策がされているが一般的ですし、足底も厚いので石の上を歩いても足底が痛いということも少ないです。
ランニングシューズのような、軽くて薄い靴で登っている登山者もいますが、慣れていない登山者は登山靴で登ることを強くオススメします。

ザック

登山用のザックは、ウエストにベルトが付いていて、肩で背負うというより腰から体で全体で背負うというイメージになります。重量が重くなると、肩だけで背負うととてもじゃないけど長時間は歩けません。ただし、夏の小屋泊だと、絶対に登山用ザックが必要な重量とはいえないです。登山用でなくても、荷物が入る大きさのザックがあればそれを利用しても問題はありません。

ヘッドライト

手を使って登り降りするような場所もありますので、両手は開けておくのが原則です。そのため懐中電灯ではなくて、ヘッドライトは必須です。夜間歩かないとしても、山小屋は自分で光を確保するのが義務ですし、何らかのアクシデントで下山が遅れる可能性もありますので、ザックに必ず入れておく必要があります。

ストック(トレッキングポール)

杖ですね。登りは推進力で登るのが楽ですし、下りは膝に負担がかかりづらく安定感もあるので頼りになる相棒です。使い方とか特にないので、レンタルしたならぜひ使ってください。

スパッツ

夏山ですと必要かどうか議論されるアイテムです。砂が靴に入りづらいことやズボンの裾が汚れないといった利点はありますが、着けていると不快に思うこともありますので、一度付けてみて各自で判断するのが一番です。
雨具のズボンの裾を破れないようにするために、スパッツの利用を想定している会社もあるので、雨具を着る際には注意が必要です。

防寒具

行動中は着ることは少ないですが、休憩中(特にご来光待ち)の時に重宝します。主にダウンやフリースが用いられます。両方は必要ないです。ダウンは、濡れるとダメなので行動中に着づらい一方でコンパクトで軽いので持ち運びがしやすいです。一方でフリースは、ダウンに比べるとコンパクトにならないのでザックの中で場所を取るのですが、行動している時に着やすいというメリットがあります。夏山に登っていても、フリースの人もダウンの人も見かけるので持っているほうでいいと思います。別に登山メーカーじゃなくても、ユニクロのコンパクトなダウンやフリースで問題ないです。ただ、あまりに分厚いのはザックに入らないので無理です。

レンタル業者一覧

当サイトで紹介するレンタル業者は上記の4社になります。

各種条件

商品到着返却(発送日)送料支払い備考
やまどうぐレンタル屋三日前翌日(ヤマト系)無料(1万円以上)カード,銀行,代引き,コンビニ
神戸アウトドア三日前翌日12時(ヤマト系)無料カード
そらのした前日翌日(ヤマト系)1000円~1800円カード,銀行,代引き保証金かレンタル保険必要
Lamont前々日翌日の集荷(郵便局系)下記参照カード,銀行,代引き,PayPal要保険

基本的な条件になります。配送でレンタルする場合は参考にしてください。

そらのしたは、商品到着が他社に比べて直前になります。オプションで受取日を早めることも可能です。
商品は、登山(契約日)の翌日までに返却することになりますが、指定された配送業者はヤマトが3社、郵便局が1社になります。登山後、時間が取れない人は配送業者の確認は必要です。

そらのしたとLamontの二社は、商品の破損などの対策として保険や保証金が必要となります。

交換条件

サイズ変更
やまどうぐレンタル屋在庫ありの場合可能(送料無料)
神戸アウトドア在庫ありの場合可能(無料)
そらのしたオプション(靴二足送付,三日前送付)
Lamont

配送における靴のサイズ変更の規定です。
繁栄期だと交換できる猶予の在庫があるかは不明ですが、サイズ変更を行えるのが二社。オプション制を採用しているのが一社になります。

キャンセル規定

キャンセル規定
やまどうぐレンタル屋開始前日まで無料
神戸アウトドアお届け希望日の前日14時(無料)、それ以降で開始日前に商品必着返送(3000円)
そらのした無料(受取三日15時前まで)、50%+送料負担(開始日前日まで)
Lamont無料(開始日6日前)、20%(5-3日前)、50%+送料負担(開始日前まで)

キャンセル規定のまとめです。わざわざ記入していませんが、未連絡や期日までにきちんと返却しない場合は当然ながら全額負担です。キャンセル料金が勿体なくて、体調が天気が不安だけど登ろうというようなことにならないように、キャンセル規定も大切です。山での大雨や風はかなり大変です。

やまどうぐレンタル屋が消費者にとっては一番いいキャンセル規定になります。

実店舗の一覧

実店舗
やまどうぐレンタル屋新宿 河口湖 吉田五合目 富士宮五合目
そらのした河口湖 富士宮口 須走口
Lamont富士急,吉田口五合目,富士宮口水ヶ塚

実店舗もあります。実店舗を利用した場合は、送料はかかりません。やまどうぐレンタル屋は送料無料システムですので割引制度があります。そらのしたは送料別料金制度なので送料無料、Lamontは受取と宅配で異なる値段を設定します。店舗によっては、事前予約での受取や返却しかできないところもありますので注意が必要です。フィティングしてから登るのが一番安心です。

店舗受け取りでの使用は、店舗受取 早見表で分かりやすく比較しています。

やまどうぐレンタル屋

やまどうぐレンタル屋

7大陸最高峰を制覇している山田淳が手掛けるレンタル屋さんです。日本初の登山道具宅配レンタルサービスで、実店鋪や分かりやすいシステムが特徴です。

基本プラン

プラン雨具防寒具1泊2日2泊3日
初心者まるごと6点セット10,50012,500
初心者まるごと6点セット(ゴア)ゴア12,00014,000
初心者まるごと7点セットフリース13,00015,500
初心者まるごと7点セット(ゴア)ゴアフリース14,50017,000

基本となるプランです。富士山登山では一般的なラインナップです。防寒具の有無と雨具の種類で値段が決まっています。

+αプラン

プラン雨具防寒具追加1泊2日2泊3日
フルサポート12点セットフリースズボン,サポーター,手袋,タイツ,ハット19,80023,800
フルサポート12点セット(ゴア)ゴアフリースズボン,サポーター,手袋,タイツ,ハット21,30025,300

基本となる7点(防寒具を含む)に、ズボン,防止,手袋,サポーター,タイツがついた商品です。7,000円ほどで5点をレンタルする計算になります。

神戸アウトドア

神戸アウトドア

実店鋪はありませんが、やまどうぐレンタル屋に匹敵するラインナップやシステムを展開している会社です。

基本プラン

プラン雨具防寒具1泊2日2泊3日
レンタル6点セット10,30012,300
レンタル7点セットフリース13,00015,500

+αプラン

プラン雨具防寒具追加1泊2日2泊3日
人気セット、9点セットフリース帽子,手袋16,70018,700
フル装備10点セットフリースズボン,帽子,手袋18,70019,800

手袋,帽子,ズボンといった装備も合わせてレンタルできるプランもあります。

そらのした

登山を始めアウトドア全般多くの製品のレンタルを取り扱っているそらのしたです。システムが少し複雑ですが、その分自分に合った商品やプランを選ぶことができます。

基本プラン

プラン雨具防寒具1泊2日2泊3日
はじめての登山セット(ライト)10,778円11,858円
はじめての登山セットゴアダウン14,558円15,638円

送料がかかる分、他の会社より同条件ならレンタル料金が安くなっています。複数名でレンタルする場合は、お得になるかと思います。

+αプラン

プラン追加品1泊2日2泊3日
選べるオプション4点パック帽子,手袋,サングラス+選択(パンツ,ハイドレーション,ヘルメット,サポータ,シーツ,フリース)5,378円5,918円

他の会社と違い、基本となる6点もしくは7点に、オプションプランでレンタル商品を追加する形になります。

Lamont

基本プラン

雨具防寒具1泊2日2泊3日
7点フルセット(現地)ゴア(同等品)10,76811,848
7点フルセット(配送)ゴア(同等品)11,99914,580

現地受取と送料で値段差をつけています。7点になっていますが、雨具を上と下で分けているので実質6点です。雨具をゴアテックスが同等品という扱いになっています。

+αプラン

プラン雨具防寒具追加1泊2日2泊3日
パーフェクトセット(現地)ゴア(同等品)フリース(購入)靴下,グローブ18,24119,861

追加プランは、レンタルという形ではなくて購入という形になります。差額分で自分で好きな商品を購入しても良さそうですが、買う時間がない人にはオススメのプランです。

確認を行っていますが、ミスもありますので契約の際は各自で契約内容をご確認の上、契約ください。
掲載情報は5月時点の情報なので、現時点と異なる場合が有りますので、各自でご確認の上、契約してください。