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白馬岳頂上宿舎テント場の紹介(テントサイド,水場,携帯電話 etc)

2013年夏の情報です。

白馬岳頂上宿舎テント場

白馬岳直下にある、2つの山小屋のうち、村営の白馬岳頂上宿舎にテント場は併設されています。白馬岳に近いのが白馬山荘で、そこから10分ほど降りたところにあるのがテント場のある白馬岳頂上宿舎です。

稜線沿いですが、山小屋の裏にあるので眺めは全くありません。ただ、テント場から坂道を数分を登ると景色のいい稜線に出ることができます。場所柄、風はかなり強めに吹いてきます。

受付

HPを見ると普段は、テント場から少し下に降りた外来食堂で受付みたいですが、繁栄期は、テント場近くの小屋で受付が可能です。一泊500円と普通の料金です。トイレ・水代が含まれています。

スペース

公称100ですが、そんなもんだと思います。

ある程度、大きな石でソロや二人用テントのスペースで出来ているので、公称通りだと思います。大型テントが貼れるスペースは限られていますので、大きなテントのパーティは時間が遅くなると大変だと思います。奥まで一杯になった時に、どうなるかは不明です。お盆前の金曜日で、半分ぐらいのテントが張られていました。

貼り方

寝る前に撮影した写真なので、かなりガスっていますが、見ての通り石が多いテントサイドです。

テントの四隅はペグを指している人が多いですが、僕のペグだと地面が硬くて奥まで刺さらなかったので全て石が固定します。基本的に張り綱は大きな石で固定します。風がかなり強いので、複数の大きい石できちんと固定していく必要性があります。

風は、かなり強いです。設営中のテントが飛ばされたのを目撃したので、かなり注意して設営・撤収する必要があります。受付の山遭隊の人に聞くと、設営中やきちんと固定していない無人のテントは頻繁に飛ぶことがあるとの事です。人が居るテントが飛んだことはないそうです。

トイレ

テント場にテント客用のトイレがあります。外観は普通ですが、中は暗めです。男女別れており、男子用は、小は便器のない垂れ流しで、大は和式が数個ありますが、鍵が壊れていて石で固定する場所もあるワイルドなトイレです。場所を考えれば、標準レベルのトイレといえるかもしれまん。トイレットペーパーはありませんので、トイレに行くときは持参する必要があります。

白馬岳頂上宿舎は、テント泊者はなかに入ることは禁止していますが、10分登った白馬山荘では外来用と宿泊者のトイレを分けていないので、中の綺麗なトイレが使うことが出来ます。(無料)

水場

テント場近くにポンプが用意してあります。水が貴重な場所が多い稜線沿いのテント場ですが、水代がテント代500円に含まれています。特に美味しいという事はない、普通の水です。

喫茶、売店

HPによると、白馬岳頂上宿舎ではテント泊の人向けに食堂で、朝食と夕食のサービスを行っているようです。夕食はバイキングのようです。

写真が暗いですが、る白馬岳頂上宿舎の外来食堂です。売店も兼ねています。朝早くから夕方まで開いているので、食事を作るのが面倒だとか、一品欲しいときに便利です。

繁栄期だけだとは思いますが、テント場隣にある受付場所でも簡単な売店業務を行っています。テント泊が買うものといえば、一に酒、二に酒だと思うので、下まで行くことなく酒が調達できます。外来食堂の隣には、ビールの自販機も有るので、夜中でも酒を買うことは出来ます。

テント場から10分ほど登らないと行けないので、ちょっと行ってくるというわけには行きませんが、白馬山荘のレストランスカイプラザです。観光地にあるレストランみたいな内装です。夏は、AM5:30~PM19:30までと営業時間が非常に長いです。少しブレていますが、メニューの写真は載せておきます。

自炊場所

テント場は風が強いので、調理するのは大変です。水場の辺りは風は弱いですが、テーブルになるようなものがないので、少し歩きますが外来食堂の隣のテーブルがお勧めです。山小屋には自炊場所がないみたいで、素泊りの人もここで調理していました。雨が降ったら、気持ちいいものではないですが、トイレの入り口が広いので、そこで調理して、テント内で食べるか、テント内もしくは前室での調理になります。

携帯電話(DOCOMO)

テント場は電波が入りませんが、稜線とテント場と外来食堂の三叉路辺りは弱いですが電波は入ります。外来食堂の辺りも入ると思います。上の白馬山荘のレストランスカイプラザ、そこそこ電波が入ります。