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近鉄18400系さよなら運転 (撮影地:富野荘~新田辺)

京都と伊勢を結ぶ特急列車として長く、多くの乗客を運んできた18400系。特急列車としての役目を終えた後は、団体臨時列車として第二の人生を歩むことになったが、2013年の11月を持って最後の一編成が完全に引退することになった。
引退に当って近鉄は、18400系を元の特急カラーに塗り替えし、何度かのさよなら運転を行った。

10月以降、何度か京都線を走る機会はあったものの、日程の都合で撮影は一度のみのチャンス。ベターな撮影地だが、木津川鉄橋でその一度のチャンスを待つことにする。
収容人数が多い撮影ポイントなので、現地に到着したのは30分ほど前。多くのカメラマンが突堤上に陣取っている。ここは、八幡木津自転車道線の途中なので、サイクリスト達が不思議そうな目で撮り鉄を眺めている。


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木津川鉄橋は富野荘駅からの方が近いが、川を渡る道はないので、近鉄新田辺駅もしくはJR京田辺駅が撮影地の最寄り駅になる。自転車で訪れたので、大体の印象だが、新田辺駅までは徒歩15分ぐらいだろうか。新田辺駅には、一回300円で利用できるレンタサイクルもあるので、レンタサイクルで来ていた人も居た。坂道も突堤の上に上がる場所以外ないので、自転車は楽だと思う。

突堤上ではなく、川沿いに陣取った。特急列車が通過する。

綺麗な編成写真を撮影するなら突堤上の方が望ましいので、川沿いでの撮影らしく水鏡を活かして広めに撮影してみた。

近鉄列車は、最近まで殆ど縁のない鉄道だったため、18400系を見るのは最初で最後の機会となった。