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冬の比良(平-権現山-蓬莱山-打見山)

冬の比良。今シーズンの雪山初めである。

神戸から堅田までは新快速で一時間弱。そこからは江若バスを利用し、30分前後で今回のスタート地点である平に到着する。

この時期は、京阪出町柳から朽木学校前まで行くバスが運休のため、堅田からのバスが鯖街道側から登る唯一の公共交通機関になる。

乗客は40名前後で、春・秋の登山シーズンに比べると人数は少ない。しかしながら、登山者の荷物は比良と言えどもそこそこ大きいので、バスは載っている人数の割に混雑しているように感じる。

平では10名前後の登山者と共に下車。バス停に設置してある箱に登山届を入れて、権現山に向けて出発します。

バスでかなり標高を稼いでいるので、権現山までは500m前後の登り。日頃のトレーニング不足を痛感しながら、遅いペースで登って行き、1時間50分ほどかかって権現山に到着。

小女郎池付近。

気温は氷点下7℃前後だが、稜線沿いでも風がほとんどないので、暖かい。運動量の違いはあるが、去年、5月に同じルートを歩いた時のほうがよっぽど寒かった。

歩いてきた稜線を振り返る。

これまでの静まり返った世界が嘘のように、蓬莱山に到着すると別の世界が広がっている。

この状況で、金毘羅峠やキタダカ道を下山する選択肢はないので、ロープウェイで下山するためにスキー場の端のフェンス近くをわかんで歩いて行く。

片道料金1000円を支払い、ロープウェイに乗車したら、山麓駅までは僅か3分半の時間。あまりの速さと快適さにただただ驚く。

山麓駅からバスで志賀駅まで戻ろうと考えていたが、バスが出発したところだったので、駅まで歩いて降りることにした。途中で、鉄道写真をしていた時に通っていたポイントが見えたので、懐かしくなって何年ぶりかに鉄道写真を撮影。

駅前の居酒屋で酒を購入して、湖西線の中で一人で乾杯。疲れたが、条件にも恵まれ楽しい雪山ハイクだった。欲を言えば、びわ湖側の眺望が欲しかった。

  • 堅田8:50-9:20平(江若バス)
  • 平9:35-10:35アラキ峠10:45-11:25権現山11:35-12:45小女郎池-14:05蓬莱山14:20-14:50打見山