京都一周トレイル 1/4(泉涌寺-蹴上-大文字山-銀閣寺)

伏見稲荷から大文字山,比叡山,大原,鞍馬,高雄,嵐山を経由して上桂を目指す70km。日本を代表する観光地京都を歩き、山から京都を眺める。それが京都一周トレイル。伏見稲荷から上桂までを東山・北山・西山コースとして70kmを分割しているが、またこれとは独立した形で京北コースも存在する。

六甲縦走でも同様だが、近郊の整備されている登山道+住宅地を歩く場合、住宅地での道迷い遭難の可能性が高い。京都一周トレイルでも、住宅地を何度と通るが、上記のような道標が至る所に整備されているので、住宅地でも安心して歩くことが出来る。

京都一周トレイル6番。ここが今日の出発地点。1番の伏見稲荷から初めるのが通常の形だが、東福寺と光明院の紅葉を朝一で見るため、1番から6番までの一時間ほどの道のりはまたの機会とした。

70kmという距離を考えると、実力を持ったトレイルランナーを別にすれば分割して歩く必要性がある。前半と後半は住宅地や街と近い場所を歩くので、開始点と終着点は豊富だが、中盤は少なくなるのである程度の計画は必要である。
道標が豊富とは言え、山に入る以上はきちんとした地図は必須である。基本は、山と高原地図 京都北山になるのだが、最初の方と最後だけは記載がない。京阪のホームページのウォーキングマップに伏見稲荷から銀閣寺までの京都一周トレイルの記載があるので、PDFデータを印刷して持参した。(リンク

六甲縦走の鵯越周辺の住宅地歩きは、坂道も多く山道並に辛いが、京都一周トレイルの泉涌寺の先の住宅地は平坦な道が続く。住宅地の紅葉も見頃を迎えている。道標だけでも十分なのだが、上記のようなトレイルの案内も所々で見受けられる。有難い限りである。

ここから山へと入っていく。住宅地歩きは楽しいものではないので、ようやく山に入れるという嬉しさがある。少し歩いただけで、鳥のさえずりが聞こえる静かな場所になる。高低差の殆どない道で、よく歩かれている道という印象だが、少々暗めなので、逆に歩いた場合、夕方ここを歩くのは少し嫌かもしれない。

少し歩いた所で再び舗装路へ。

地下道を通って一号線を超える場所で、完全に違う道に入ってしまった。そしたら、同じような人が多いのか、ここは間違いで正しいコースが紹介してある案内がそこには掛けられてあった。単なるトレイルなのだが、街の中にもハイカー向けの案内があり至れりつくせりである。

真っ直ぐ行くと清水寺へと行く道である。実際に使う人は少数派だとは思うが、三年坂側だけではなく、こちらからも清水寺へ行くこともできるらしい。この道の途中から、再び山へと入っていく。

もっぱらウォーキングみたいな感じが続いてきたが、ようやくハイキングといった感じの道になってきた。木々の中を歩く気持ちいトレイルである。

東山山頂公園にトイレが有るので、ここでトイレ休憩。東山ドライブウェイを通って車で登ってこれる場所なので、蹴上は直ぐ先だが、ここにトイレが有るのは嬉しい。

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蹴上駅の辺りまで来ると、観光客で混雑している。本来であれば、日向大神宮へ向かい、ここから大文字山を目指すのだが、間違って南禅寺に来てしまった。地図を見ると、南禅寺の裏からも大文字山に行けるので、日向大神宮へ戻るのは止めてまずは南禅寺の紅葉を見ることにした。

南禅寺は、好きな寺の一つで、初めて京都で紅葉を見た場所である。何年か、朝一番に南禅寺の紅葉を見るのがパターンであったが、最近はお昼直ぐに寄り道という感じが続いたので、混雑している南禅寺ばかり見ている。朝一の南禅寺はそれは素晴らしい。

南禅寺の裏から登山道に入ると、嘘のように静かな空間になる。途中、嵐山を初めてとし大きな被害を出した9月の台風の影響か、橋が見事に落ちている。向こうから来た人によると、日向大神宮に通じる道だそうだ。日向大神宮側に、橋が流されたとの案内の一つでもあればいいのではと個人的には思う。橋がなくても、少し上まで行けば問題なく渡れるので引き返す必要性は特にない。

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大文字山は、よく登られる山なのか、平日にも関わらず結構な人数の登山者とすれ違う。山頂もお昼の時間だけあり、非常に賑わっている。かなり空腹感があるので、自分もここで昼食を取ることにする。

京都の町並みが一望できる眺望の良さ。

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大文字山から10分ほど道を下ると、五山送り火で有名な大文字の火床がある。日向大神宮や南禅寺側の道はなだらかで長い道だが、こちら側は比較すれば少し急で短い道という印象である。京都を眺める眺望としては、山頂よりもこちらの方がいい。眼下に見える、紅葉が非常に綺麗である。

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京都一周トレイルでは、大文字山の手前で法然院の方に下山するのだが、山頂で昼食を取りたかったのと、火床を見たかったので銀閣寺へと下山した。登山口の紅葉が美しい。

歩き足りないというわけではないが、ここから法然院・真如堂・京都国立近代美術館などを経由して京阪三条駅まで歩いて戻った。次回は銀閣寺から、比叡山を超え大原までである。

Data

2013/11/21(Thu)

  • 鳥羽街道駅-光明院-東福寺08:10-10:00東山山頂公園-10:35蹴上-南禅寺-12:20大文字山12:55-13:05火床13:30-13:55銀閣寺-法然院-安楽寺-真如堂-金戒光明寺-京都国立近代美術館-京阪三条(ルートラボ