【感想】ウルトラライトハイカー:UL装備の実例が分かるUL書籍の三冊目。

ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)
ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)

ヤマケイが売り出すUL書籍としては、ウルトラライトハイキングウルトラライトハイキングギアに続いてこの本が三冊目になる。
ULの概要や簡単なギアを説明した一冊目、詳しくギアを紹介した二冊目に続いて、この本ではULを実践する10人のハイカーがそれぞれの山への思い・様々なシチュエーションで実際使った装備一覧を紹介している。

重たい荷物にうんざりしてこれからULを目指す人にも、重いバックパックをこれからも背負い続けていく人も、テント泊に挑戦する人も、山を愛する人ならスタイルに問わず楽しめる一冊になっている。

寝る、食べる。

装備一覧を見て驚くのは、バックパック・宿泊関係・クッキングの軽さである。宿泊関係とクッキングに関しては、自分の装備の一つでULハイカーの総重量を上回っている。ダブルウォール自立式のテントを利用しているのが、これの重量は1600g近く。ULハイカーは、ツェルト+マット+シュラフで1100~1400gを実現しているようだ。
そしてクッキング。僕のクッカーはアルミなので300g近くになっているが、なんとクッカー・バーナー・カラトリーで200gを切っている人まで居る。(ガス管は消耗品なので別に計算)

バックパックも半分ぐらいの重量なのだが、それは他の装備の軽量があっての事で、先にここを軽量化してしまうと、本末転倒だろう。

着る

他のジャンルは、初めて聞くブランドや製品が多かったが、ウェアは定番製品が並んでいる。軽量フリースやウインドジャケットは持たず、インサレーションとレインジャケットのみの選択な人が多いので、稜線沿いなどで少し寒い時は積極的に雨具を着るのが軽量化の一つの鍵なのかなと思う。+αのウェアを持って行かなければ、他のジャンルに比べてそこそこのUL化は容易に出来そうに思える。

Other

コンパクトに纏まっている。細かい部分の積み重ねが、最終的に大きな重量になるのを痛感させられる。便利だから持っていく装備を、今一度考えてみると大きな軽量化に繋がると思う。

ULハイカーを目指さない、オールドな登山者も、重たい荷物のほうがいいというドMの人を除いて、UL登山者の装備一覧や考え方を読むことによって、快適さを損なわずに少しの軽量化がはかれるキッカケになる一冊になると思う。

四六時中、自然を肌で感じることができ、今までよりも濃密な時間を過ごせたように思います。

ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)
ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)

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