【西国25番 播州清水寺】 播州の山にある古刹

清水寺といえば、京都東山にある音羽山清水寺を思い浮かべる人が多いと思う。
清水寺という名のついたお寺は全国に多数存在する。ここ播州にある清水寺は、西国巡礼16番である京都の清水寺と区別する意味で、播州清水寺とも呼ばれている。訪れる人の数は少ないが、京都の音羽山清水寺に負けず劣らず、訪れた人を魅了させてくれる寺である。

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車を利用しない巡礼者にとって、ここ播州清水寺は、難所の一つとなっている。最寄り駅の相野駅からのバスが一日二便しかないからである。

相野駅からの乗ったバスは直線距離を取らずに、迂回するので距離の割りには長くバスに乗っている印象がある。土曜日というのに、バスで清水寺に向かう巡礼者+観光客は5名しかいない。一本に減らされないか心配である。
巡礼道の最後だけを歩くので、清水寺までは直接バスで行かずに、運転手さんに不思議がられながらも一つ手前の清水で下車する。

播州清水寺は、標高500m近くにあるお寺である。かつては、麓から歩いて登るしかこのお寺に参拝する方法はなく、西国の難所の一つと言われていた。外部からの補助を受けることなくにお寺が単体で、きよみず登山道という3kmの車道を切り開いた。そのため、この道を車で登る人に対して入山料がかかるシステムになっている。車の場合はもちろんだが、バスの場合でも運転手が一旦代理で支払いを行い、下車するときに相野駅から570円の運賃に加えて、500円の入山料が徴収されるシステムになっている。

さすがに、1000年以上に渡り歩かれてきた道だけあって、非常に歩きやすい出来上がった道である。登りは40~60分。下りは30~40分ぐらいといったところである。登山装備は特に必要なく、ヒールとかでない限り問題なく歩ける道だと思う。

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御朱印は、巡礼道から寺院内に入って直ぐの大講堂で頂く形になる。本尊の十一面観音は神秘であるが、大講堂の千手観音坐像は常に拝観可能である。

大講堂は、言葉にするのは難しいが、凄く落ち着く空間であり、何時までも千手観音坐像を拝みなら居たいなと感じさせてくれる。

本堂にあたる根本中堂である。播州清水寺は、1913年の山火事で全焼したため、諸堂はそれ以後に再建されたものであるため、歴史ある寺ではあるが諸堂は最近建てられてものである。

清水寺の名の由来になった滾浄水です。この井戸をのぞきこんで自分の顔を写したら、「寿命が三年延びる」と言い伝えられとの事なので、当然、井戸を覗きこみました。

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境内のシャクナゲの道のシャクナゲが見頃を迎えている。

散歩する ただ散歩
播州清水寺のシャクナゲの道をただ散歩する なにもないことが幸せだと感じる瞬間
(播州清水寺HP)

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境内の10ヶ所を回るスタンプラリーが開催されていたので、バスの時間まで余裕があるので、スタンプを押しつつ境内をゆったりを回ってみました。スタンプラリーのカードは、下から登ってきた人は納経所の人にいえば貰えます。車で来た人は、入山料を払うときに頂けるのかな。
べらぼうに広い寺ではないので、ゆったり回っても30分ぐらいです。頂いた記念品は、干支の柄が入ったハンカチでした。

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帰りも巡礼道を降りてきます。
寺を訪れている人はそこそこの数いましたが、巡礼道ですれ違った人は数えるほどでした。

播州清水寺データー
名称 御嶽山 清水寺
宗派 天台宗
本尊 十一面観世音菩薩
開基 法道仙人

アクセス

  • ・JR福知山線相野駅から神姫バスで46分。(一日二便)
  • ・駐車場:無料(寺院内、麓)

料金

  • ・入山料:500円(ただし、麓から2km歩いてきた場合は無料)
ご朱印