[登山靴] Scarpa Triolet Pro GTX を購入+使用後レビュー

スカルパ トリオレプロGTXを購入してから一年、新たに使用後レビューを加える共に購入までの経緯を書き直しました。

求めた条件と候補

求めた靴は、ジャンル的には3シーズン登山靴という分類のものです。3シーズン登山靴とは何ぞやというと、その名の通り3シーズンの利用を焦点を当てた登山靴です。3シーズンは、春・夏・秋の季節で、冬は対象外です。冬と一言にいっても、アルプスや北海道と、ほぼ雪のない低山では別の世界ですので、ある程度の雪山までは問題なく登れる靴でもあります。

靴はあくまで自分との相性が一番ですが、事前に目星を付けていた靴は、今回購入したスカルパのトリオレプロGTX、スポルティバのTrango S EVO GTX、シリオの・・(型番忘れ)辺りを考えていました。どれも定番ですので、アルプスを歩いていると見ない日はないというか、かなりの頻度で見る靴ばかりです。

トリオレプロ 購入の決めて

大阪駅から駅前ビルに行く前に、駅前のモンベルショップへ。
ウェアやギアですと、予算の関係でモンベルが候補に上がることが殆どですが、登山靴だけはあまりモンベルの印象がこれまで無かったのですが、ここのところ頻繁に見かけるのでフィッティングすることにしました。フィッティングしたのは、アルパインクルーザー 2500。最近ソールが、ビブラムからトレール グリッパーに変更になり、また値段が少し高くなるリニューアルがあったようです。

履いた印象はかなりいい物でした。売りになっていますが、前後方向の自由度は高い一足です。横幅も割りと余裕のある作りになっています。しっかりした作りですけど、歩きやすい靴だと思います。上に挙げた三足+αの相性が悪かった時には第一候補にしようと思い、モンベルを後にしました。

mont-bell アルパインクルーザー 2500

価格:
32,500円

(2014/01/09 16:29時点 )

関東の人には馴染みはないですが、大阪と京都にニ店舗店を構えるロッジ第三ビル店へ。この所、セール時の週末になると好日や石井は凄い人になっていますが、平日のロッジですと登山靴を求める客は殆どいないので、ゆったりとフィッティングができます。店員のお兄さんに、今、3シーズン靴買うのと言う印象を持たれましたが、その用途ならこっちだねと言われてトランゴとトリオレを履いてみることにしました。スポルティバのトランゴの方が幅が狭いとの事で、先にこちらを履いてみましたがダメ。前後のサイズも念の為に履きましたが足が痛いです。

SPORTIVA トランゴS エボ GTX

価格:
38,850円

(2014/01/09 16:31時点 )

続いてスカルパのトリオレプロを履いてみることに。先ほどに比べると圧倒的に感触はいいです。ソールの硬い靴ですので、店内を歩いて快適ということはないですが、歩き心地は悪く無いです。頑丈な登山靴ですが、履く前のイメージよりも自由度高い靴だと思いました。

SCARPA トリオレプロGTX

価格:
42,000円

(2014/01/09 16:32時点 )

今は4万円を超えていますが、購入時は3万円後半だったためにシリオは少々予算的に辛いのもあり履くことなくトリオレに決めました。他に置いてある靴だとマムートもありましたが、かなり幅狭との事です。翌日、再度訪れて履いてみても感触は変わらなかったので、10%offの最終日に購入。ローバとかザンバランとか試すべく靴は色々あるように思えますが、少し勢いで買ってしまいました。トリオレに基本的には不満はないですが、もう少しフィッティングしても良かったのではと今になっては思っています。

ハイキングで履く靴ではない

途中リコールなんかもあって、何度か六甲山で試履しましたが疲れました。芦屋川から雨ヶ峠や六甲最高峰のピストンという定番中の定番コースです。

普段、片足で400gぐらいの靴で歩いているので、片足で820gは重いのではっきり言って疲れます。ソールが硬いので非常に歩きづらいです。上で美味しい食事するために日帰りで10kg近い荷物を持っていましたが、このくらいの重量ならローカットシューズの方が圧倒的に歩きやすく疲れないです。ロックガーデンの下りで、捻挫する確率は少々減りますが、歩く速度が遅くなり疲れるのでそのメリットもかなり相殺されるように思えます。そのため、一般登山者が一足目として履く靴としてお勧めしません。

重荷の時の安定感

実際の無積雪期テント泊時は、軽量化しているのでそこまで重くないですが(14~18kg)、さらに負担を加えたボッカトレーニング時も含めて、荷物が重いなと感じるぐらいの重量になるとトリオレプロは素晴らしい靴です。重荷での不整地の登山道での安定感はピカイチですが、歩きやすさとの決してトレードオフではないです。紐を途中で一度固定できるので、登り下り舗装路歩きで結びの強さを変えれるのもいい点です。

テント泊なら間違いなくトリオレプロを選びますが、二食付きの山小屋に2泊ぐらいなら荷物は軽いので、もう少し軽い靴でもいいのではと思います。ローカットシューズを履いていると陰口が叩かれるのが現状なので、靴の考え方は色々です。

積雪期時

アイゼンは、行く前に雪のない所で使っただけなので何とも言えませんが、当然ですが無理に付けている感は全く有りません。
稜線まではツボ足がベター、稜線はわかんかスノーシューがベターの所しか歩いていませんが、積雪期の歩行は非常にいいです。バス停で、人の靴を観察していたら、若い人はトリオレプロかトランゴが半数以上でした。年配の方はまた違う購買感があるようです。

足の冷たさの感度は人それぞれですが、厳冬期での日帰りのスピード登山を超える場合はこの靴の限界だと思います。行ってみて寒かったでは済まない世界ですので、6万円から7万円を払って冬靴を買うべきだと思います。

購入に迷われている人に

靴の相性が悪ければ別の靴にする事を強くお勧めします。靴はあくまで相性が一番です。登山専門店で履いてみて相性が良ければ、決して期待を裏切らない一足であることは間違いないと思います。春から秋のテント泊縦走から、冬の雪山ハイキングまで幅広く使える一足です。

SCARPA トリオレプロGTX

価格:
42,000円

(2014/01/09 16:32時点 )

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